大阪難波・なんばにマジックバー「IDEAL」オープンしました。

「これが何に似ているか、わかる……。これは誰もがいつかみる夢みたいよーーそういう夢では、自分の家にいるのに、ふと、そこにあるのに気がつかなかった部屋をみつけるの。でも、その部屋をみると、こういってしまうの。『あら、もちろんそうよーー当然、あの部屋はあるはずよ。昔からあったはず』って」
「ジェネレーションX 加速された文化のための物語たち」
ダグラス・クープランド

マジシャン浅田です。
このたびマジックバー「IDEAL」をつくりました。
場所は大阪・座裏エリアです。

大阪府大阪市中央区難波4丁目7−9
南進会館2F(なんばウォーク「B5」出口より徒歩1分)
19時〜23時ごろ
HP マジックバーIDEAL

正直、内装はめちゃめちゃこだわりました。なんとDIYです。

ぶっちゃけ先月はマジシャンというより大工さんでした。デザイナーさん監修のもと、材料をはこんで、壁に漆喰をぬって、木材にボルトをうちこみました。危うく大工としてのプライドが芽生えかけるところでした。この猛暑なのにクーラーのついたのが最後で、鴨川のように汗をながしました。おかげで肌がきれいになりました。

内装テーマとしては「夢のなかの部屋」という感じです。

最初にかかげた文章がすべてをあらわしているかと。お店といよりは〝部屋〟という方がしっくりきます。6席だけの小さな空間。おとずれた方々には「あたらしいのになつかしい感じがする」「すごいゆったりできる」「家にいる感じ」「時間の感覚がない…」という感想をいただいております。うれしい。手にあかん傷を何個か負ったかいがあったというものです。

実は、僕の祖父は60年ほど前に喫茶店をしていました。「孫が使うなら喜んでくれるだろう」と、装飾品や、メニューや、椅子も当時のものを再利用させてもらったのです。棚やカウンターの木材も昔のもの。そうした品々に囲まれていると、おもわず過去って生きてるんだなあと感じます。だからこそ「新規店のくせに前からあったような感じがする」のかもしれません。

店内は薄暗く、ロウソクの火がゆらめいています。時計はありません。いつの時代やねんという感じ。マジックどうこうの前に、この感覚だけでも味わってもらえたらなあと思ってたりします。すくなくとも僕は好きです。

と、そんな感傷もいいですが(僕の悪いくせです)まったく必要な情報を書いてませんでした。

料金は2つのプランがございます。チャージとして「800円でマジック2つ」「2000円でマジック25分」になります。マジックバーのなかではリーズナブルかもしれません。とりあえず「マジックバーってどんなんやろなあ」という方は前者を。「がっつりマジックみたいねん!」という方は後者がおすすめです。もちろん関西弁になる必要はありません。ドリンク代別に(¥500~)なりますが、一杯だけでもいいですし、なんというか、夜カフェくらいのイメージできてほしいなと思いつつ。

・生でマジックをみたい
・マジシャンにいろいろ質問したい
・誕生日のサプライズをおねがいしたい
・カップルでロマンチックな時間をすごしたい
・子供に魔法をみせたい
・友達や同僚とワイワイたのしみたい
・貸し切りでマジックをみたい

なんだってござれです。あなたの人生に、ちょっとした非日常をプレゼントするのがマジシャンの役割です。とはいえ、小さなお店なので、ご予約優先になります。ぜひぜひ事前連絡をいただけるとオシャレです。ご予約はこちらから。

オーナーマジシャンとしては、浅田悠介と伊藤大輔がおります。普段は、企業やブランド等のパーティなどでとびまわっております。そんなフリーランスが、ちょいと息をつくための止まり木をつくった、という感覚かもしれません。ほかにも新進気鋭の若手マジシャンが数名おります。

みんな「目の前30㎝で魔法をみせるクロースアップマジック」のプロフェッショナルです。たまには、ひと味違った場所で、ゆったり上質な時間をすごされてはいかがでしょう。ぜひ大阪難波におこしの際は「夢のなかの部屋」のように思いだしてやってくださいませ。われわれマジシャンが魔法をおみせいたします。

大阪府大阪市中央区難波4丁目7−9
南進会館2F(なんばウォーク「B5」出口より徒歩1分)
19時〜23時ごろ
HP マジックバーIDEAL